現代魔法研究会

TRPG動画用のやつです

【探索者シート】桐山勝人

探索者シートの二回目です。
第二回は前作主人公、桐山元少年



桐山勝人(きりやま・まさと) 
PL:霧雨魔理沙
28歳/男性 警察官(エンジニア/BRB→警察官/BRB) 
赤霧市警中央署 刑事部特殊資料調査室 巡査

探索回数:1回



◆キャラクター像
正義感に溢れる快活な青年警官。
キャラクターコンセプトは“大人になってしまった、正義の味方に憧れた少年”。

赤霧中央署の鑑識課に所属していた警官。階級は巡査。劇中早々に特殊資料調査室にヘッドハンティングされる。
探索者内での「大人の男性」を担当。ハレと絡むとラブコメ系主人公の属性を帯びる。
ガタイもいいが学生時代は文武両道で鳴らした実力派。高校、大学、警察学校とトップクラスの成績を誇ったインテリゴリラ。

前回シナリオから十二年、他二人に遅れに遅れようやく神話事件に再び遭遇する。
オープニング部はほとんど勝人と守彦のために用意された。本シナリオの裏主人公である。

造形イメージは穂積とのコンビとして亀山薫(ドラマ『相棒』より)。
他に衛宮士郎Fate/stay night)や上条当麻とある魔術の禁書目録)など。こじらせた正義の味方。

◆ステータス

※修正 CON:19→21 SIZ:18→20 HP:19→21
(エフェクトの修正が+3ではなく+5でした)


前回シナリオ終了時に発生した2点のボーナスポイントはSIZとDEXに振った。
特筆すべきは肉体面のステータスの高さ。エフェクトの効果によって元から高いCONとSIZがさらに3点ずつ上昇し、平均的な探索者の5割増しの耐久力を持つ。POWも14と及第点以上。
INTがやや低い以外は能力値に弱点が存在しないと言える。

▼技能
ちょくちょく上昇している技能は主に魔道書の副次効果によるもの。理工系探索者のデザインなのに文系技能が上がっているのはそのため。
エンジニア上がりらしく〈機械修理〉〈電気修理〉を主軸に上昇させている。

EDUが前回シナリオ終了時に2、加齢ボーナスでさらに1上昇しているため、技能ポイントが60点発生。それを全て〈拳銃〉に注ぎ込んでいる。
〈杖〉や〈ブロック〉は幕間の成長を割り当てたもの。
穂積と同じく遠近ともに扱えるバランスのいいファイターとなっている。穂積と違ってdbもあるし。

▼エフェクト
・【得意分野:警察】
・【得意分野:学問】
・【神話耐性:クトーニアン(幼生)】
・【警察権限】
・【不断の努力】
・【狂気:メサイアコンプレックス

ユニークエフェクトである【不断の努力】は「幕間の成長」を激増させるもの。
Epi.1“死胎蛋の夢”の前に、継続探索者4人はそれぞれ「幕間の成長」を5回行っている。さらに勝人はこのエフェクトの効果でEDU分、つまり15回を追加で行い、合計20回の成長ロールが発生。これによって複数回のシナリオ踏破済み探索者に匹敵する技能成長となった。
またこのエフェクトの効果は1度だけではなく、次回の幕間では5回を追加で行う。キャンペーンである本シナリオとも相性がよく、回を重ねるごとに成長していくことが期待される。

◆【狂気:メサイアコンプレックス

あの夜から誰かを護る──
そう願った少年の愚かしくも崇高な決意は
年月を経て一つの強迫観念へと凝固する

──即ち挺身、自己犠牲
生物が元来持ち合わせているはずの
保身という安全装置が欠落している

その姿はさながら英雄か殉教者
打算と躊躇という過程を無視し身を擲つ
まるで何かに突き動かされるように──


▼効果
・CON、SIZをそれぞれ[POW÷3(切り上げ)]点上昇する。これにより耐久力とダメージ・ボーナスも変化する。
・「カバーリング」の際、あらゆる不利な効果を無視する。カバーリングを行うための成否ロールは発生するが、それによって発生する不利な効果、およびカバーリングを行うときに受けている不利な効果を全て無視する。
・ロールプレイ強制「弱者を守らなければならない」
・「守るべき対象」がダメージを受けた場合、受けたダメージと同じ値の正気度ポイントを失う。

▼解説
味方を守ることに特化した狂気。
現時点で守るべき対象にカウントされているのは「石神ハレ」「小石川瞳」の二人。ここに、例えば長野がクリーチャーに襲われている場合は一時的に追加されたりする。当然ながらNPCも対象となる。
茜は継弓が同時に登場している場合、カウントされない。
ロールプレイ強制はキャラも立つしシナリオから探索者の行動をコントロールしやすくなるのでむしろメリットでは。
数値上のデメリットとして、対象がダメージを受けたときに勝人自身も正気度ポイントにダメージを受ける。

代償(?)として得られるメリットは単純だが非常に強力なもの。
ステータス増加だけでも、HPの底上げ、dbの上昇、ショックロール耐性、ノックバック耐性と多くのメリットを内包する。
カバーリングは〈ブロック〉のロールが必要なのは変わらないが、受け流しはおろか実は〈回避〉まで可能となる。
ここで言う「あらゆる不利な効果」は「1ラウンドにアクションは1回」の制限まで含まれるため、カバーリング処理中のみアクションとしてカウントされない。さらに不利な効果には探索者自身の気絶状態ですら含まれる。死亡はさすがに無理。

実質的なデメリットほぼなし。汎用性に劣るものの局所的に非常に強力なエフェクトとなっている。