現代魔法研究会

TRPG動画用のやつです

「吸血鬼姉妹のクトゥルフ怪奇探索録」の裏話とか(2)

動画本編を順番に。つらつらとエッセイとかコラム的な感じで。
自分でも見返しながら、色々考えながら作ってたんだなーと。
かなり細かく色んな点に触れていきます。暇人向け。


■Part00


◆冒頭の注意書き

言い訳めいた注意書きをするつもりはなく、最初に警告を出すことによっての不穏な気配を演出するため。前々からやっている手法。
――では今宵の恐怖劇(グランギニョル)を始めよう。その筋書きはありきたりだが、役者がよい。至高と信ずる。故に面白くなると思うよ。

◆カードゲーム
東方同人カードゲーム「幻想ノ宴」をプレイしている。
東方の同人TCGはいくつもあるけど宴は最も古いもの。最初の頃からやってます。
カードゲームでは珍しい命中・回避という概念がある独特なシステム。
劇中ではレミリアが「ナズーリン2星2」、パチュリーが「輝夜3紫1」を使ってます。どちらも私の好きなデッキ。
ゲームバランスが驚くほど良く、他にない魅力があります。熱帯ツール復活してください。

◆フランが持ってきたものは……
少なくともCoCは絶対に初心者向けではない。
なんでこんなクソシステム分かりづらいルルブが高いのが流行ってるんだろう。不思議。

初KPで自作シナリオは、というコメントがありましたが、実際にこの「籠ノ鳥」は私が初めて作ったCoCのシナリオです。TRPGのシナリオでも初ではないだろうか。
私自身は学生時代に少しだけSW(完全版だったと。2.0は当時なかった)とかに触った程度で、ニコニコで流行ってから復帰した勢なので実質ほぼ初心者でした。
凄く簡単なシナリオで一度PLをやって、同じシナリオで一度KPをやって、その後に作ったシナリオと初めて回したセッションがこの動画の元となったプレイです。
今見ると穴に入りたくなるほどの欠陥や裁定ミスが山ほどあるのですが、それでもそれなりに上手く出来てると自分でも。やってやれないことはないのだ。

なお私はクトゥルフ神話の原作系作品はまったく読んでいません。ルルブに載ってる『クトゥルフの呼び声』すら三行くらいで投げました。原作が好きなんじゃなくて設定が好きなんじゃよ……。

◆面子について
紅魔館ではなく永遠亭や守矢神社でやるという候補もあったのだけど。
真面目なプレイなら紅魔館かなーということで。あと姉妹が仲良くゲームする姿を見たいという私の個人的な願望から。
大図書館でゲームする光景が一番綺麗だったというのも。永遠亭の和室でやるのもいいんだけどね。

◆早苗のプレイ歴
長野県に界隈では有名な隠れた名店的な卓ゲショップがあります。早苗はそこでブイブイいわせてたという設定。
私は行ったことがありませんが。そのうち行ってみたい。

私自身は比較的新しいシステムばかりやってるので早苗が挙げたものはあんまりやったことがありません。
ただ周りには古いプレイヤーが多いので、そういう人が早苗のモデルになったところも。

ソードアート・オンライン
RPGの元祖はD&D、つまり指輪物語に魅せられた二人の男が作ったファンタジーを舞台にした冒険ゲームです。
それが同じくあの美しい世界に魅かれたプレイヤー達にはどれだけ待ちわびた存在だったか。あれから40年。その最新形態、近未来に待っているVR-MMORPGこそがSAOで、これもまた宙に浮かぶ巨大な城を追い求めた男の夢の結晶。

「君達が求めて止まなかった夢がここにある。無限に広がる冒険の舞台が待っている」

これはそういうことなんです。

クトゥルフ神話
私が最初に触れたのは小学生のときだっただろうか。クトゥルフ神話のエッセンスが入ったものとしてはコロコロコミックに連載されていた『サイファー』という漫画が記憶にある中で最も古い。これ自体はクトゥルフ神話と関係ないのだけど。
それから『夢幻紳士』を古本屋で読み漁ってたと思う。『女神転生シリーズ』もどこかで触れたような。

当時の私はクトゥルフ神話を実在の神話と勘違いしていた節がある。

◆実はメル友
某動画リスペクト

◆大+九郎
きちんとしたクトゥルフ神話系作品に触れたのは多分デモンベインが最初。
ネタ枠扱いされますがクトゥルフ神話のファン要素を多分に盛り込んだ、神話への愛の感じられる作品です。

深沢美潮
忘れられた森の忘れられたスープは神回。
詳しくはフォーチュンクエストを読もう。TRPGの中の世界というのがそこはかとなく匂わされている、魔法陣グルグルにも似たメタネタを含んだファンタジー冒険ものです。
いまだに新刊が出ていることに驚愕。30年近くやってるぞこれ……。

◆3面ダイス
地元の卓ゲ専門店で売っています。
1個700円。いまだに躊躇して買えないでいる。


■Part01


◆ハウスルール
元となったセッションのプレイ環境がSkypeのテキストチャットだったためスペシャル判定が難しかった。そのため一律で01~05ということにしている。
ファンブルを96~00にしているけれど、これ色んなとこでやってるからってやってみたけど、やらない方がいいわ。
「簡易版・学生探索者の創造」については劇中でだいたい言っているので割愛。

SAN値ピンチ
この頃はまだSANとSAN値と正気度を混同していた。
今は正気度ポイント(略して単に正気度とも)と統一している。

◆職業について
「相当する職業で代用」はいつも使っています。
オリジナル職業を作ると色々面倒なのだ。

ラグナロクオンライン
初心者アカデミー。とてもいいゲームだった(過去形)
R化まで。メインはスナイパーとAGI回避廃プリ、Gv型教授でした。プリはFlee300越え。カーサ避けてたせいで「ヒールするアサシン」って呼ばれてた。
R化でなんかプリが猫も杓子もAGI型になってキレた。

◆スイフリーと婁震戒
早苗も冗談で言ってる。はず。
あれは真似しちゃいけない類のやつ。

◆或る探偵による密室研究6 六星館殺人事件
以前書いていた小説に出した架空のミステリ小説。
実際にはこんなものありません。文章も動画編集中に考えた。
筆者の「松本一」はカッコウでも出てくる予定。