現代魔法研究会

TRPG動画用のやつです

【動画予告】カッコウの揺籃 その1『卓背景・シナリオと探索者について』


●というわけで

 次動画を既に考えている次第です。今度は完全脳内卓。ヒャッハーやりたい放題だぜー。
 とはいえ現在進行中の『籠ノ鳥』もようやく中盤戦といったところなのでそっちが終わってからなのですが。
 Twitterの方で立ち絵描いてくれる人いないかなーチラッチラッをやらかしたところ甘栗大明神が御降臨なされてビクンビクンしながら探索者データとプロフィール渡したらジェバンニのごとき速度でデザインラフ切ってもらったので思わずPVっぽいものまででっち上げてしまい。
 第2回うっかり卓ゲ祭りがちょうどあったのでそっちに合わせて投稿しました。そんな感じで情報公開です。



●シナリオについて

・『カッコウの揺籃』
 相変わらず鳥に因んだタイトル。通例。
 シナリオの内容を直接的に表しているわけではありませんが、根幹部分を暗喩しているキーワードの一つでもあります。
現代日本(2010年代) 師走・東京周辺
 世界有数の先進国だというのに政治は混迷し経済は暗雲が立ち込め外交問題も相変わらず。貧困格差も広がりつつあり、国民も生活に不安が拭えない。そんな混沌とした我らが日本国の首都・東京を舞台にシナリオは展開します。
 都心部を中心に話が展開しますが架空都市ということで一つ。都民ではないので地理とか分からんです。地理とか頑張ってみますが矛盾点があっても生暖かい目で見ておいて下さい。
・シナリオ傾向
 “劇場版”ということもあって結構ハリウッドテイスト。アクション多めのエンタメ重視でお送りします。『奇妙な共闘』系だと思ってもらえればいいでしょうか。
 やれることはガンガン突っ込んでいます。もちろんコズミックホラー要素は根幹部分に。現代日本なのでスマホなどは相変わらず大活躍。文明の利器万歳。KPとしてもこういった手のものはバンバン活用してもらうので下手に制限は掛けたりしません。毒電波でも垂れ流されたら別だけどな。
 各方向性のレベルは以下の通り。

探索:A
 シティシナリオなのであちこち駆けずり回りながら事件の謎を追ってもらいます。
 フランの探索者は高校生のため単独行動する場合は自転車なりタクシーなり電車なりを使わないと長距離移動は難しそう。
推理:C+
 探索の方が強いので推理要素は比較的少なめ。謎の多いNPCはわんさか出てきますが。
とはいえ推理要素もないと面白くないので、ちょっとしたスパイスにと“フーダニット”を仕込んでいます。
交渉:A+
 NPCとの交流はかなり大きな比重を占めます。前述したように『奇妙な共闘』にも似たシナリオなので、下手にNPCを敵に回しまくっていると四面楚歌になります。
 とりあえず味方になっておいたり媚を売ったり共闘したり寝返ったりといった対人の駆け引きも重要。
戦闘:A+
 CoCは戦闘メインではないとはいえ、やはり盛り上がるのは戦闘シーン。摩天楼の下で銃撃戦はどうしても燃える。
 特に今卓では呪文・アーティファクトの使用が無制限解禁なので魔術バトルもあります。乞う御期待。
神話:SS
 神話災害レベルは特級。当然のように逃げ道など存在しない。クリアしないと死ぬって書いてある。慈悲はない。
 毎度おなじみの皆さんからマイナーな方々まで幅広く取り扱っております。
・探索者の推奨技能・職業
 そんなものはない(断言)
 前述のようなシナリオ内容なだけに『これが推奨』といったものがないです。あえて言うなら全部。それでも言うなら戦闘系は多少持っておいたほうがいいかな、といったところ。
 「英語推奨(魔道書が英語だよ)」みたいなことも言いません。読めなかったらそれまでだし。魔道書が読めないからクリアできないシナリオは最初の技能選択の時点で詰みかねない、という持論から。読めたら有利にはなりますが。今回は早苗の探索者がいるから大丈夫じゃないんですかね。
 同様に職業も特に推奨はありません。同時に制限もなし。学生だろうが宗教家だろうがテロリストだろうがオカマバーのママだろうが何でもありです。(とはいえ皆わりと無難なところで落ち着いてはいますが)
・キーワード
 “死者”と“魔女”という二つのキーワードとそれに伴う“噂”を発端に話は展開します。
 この二つはシナリオ基部の“鍵”にも関わるものなので、劇中常にその影が付き纏うようになります。ダミーが含まれているかもしれないので、何が重要で何が重要でないのかを見極めるのも大事。

●探索者について

 総計六名。大所帯です。捌き切れるかがかなりの問題。
 人選は『籠ノ鳥』の三人、フラン魔理沙早苗と、EXTRA三人娘こいしぬえ。それに自機復活でおめでたい咲夜。紅魔館と自機キャラつながりということで。霊夢? 神社で寝てる。
 KPは相変わらずレミリアパチュリーがやってくれます。それに加え今回はゲストということで東方界隈のリアル邪神こと諏訪子様が乱入。他にも何人か通りがかった人たちが混ざるかもしれません。皆でわいわいやるのがTRPGだしね。
・継続探索者
 今卓では継続探索者の使用を全面的に許可しています。
 これが何を示すのかというと、〈クトゥルフ神話〉や魔術・アーティファクト無制限解禁。もちろんゲームバランスを崩壊させるような凶悪な(厨二的効果のオリジナル魔術など)はありません。
 さらに度重なる成長ロールのおかげで新規探索者に比べ技能が大幅に強化されています。魔理沙はともかくとしても、早苗・咲夜・こいしの探索者は「なんだこの神話生物は」というようなステータスになっているかと思います。一部私が実際に使っている探索者がモデルですが、実際そんな感じだから仕方ない
 加えてそれまで探索者が遭遇してきた過去のシナリオの一部をシナリオ内に反映させています。ドラマ性を楽しむゲームでもあるので、彼らの過去に何があったのかを想像してみるのも一つの楽しみ方だと思います。
・新規探索者
 〈クトゥルフ神話〉を持たないフランぬえの探索者は新規になります。
 この二人は他に比べ経験が浅く未熟ということで学生というキャラクターになりましたが、それでも得手不得手はあるもの。どの探索者も尖った性能をしているのでお互いを上手くフォローし合いながら進めてもらおうと思います。
 EDUも低く立場も低い。そんな二人ですが継続探索者と同等以上に神話事件に立ち向かっていきます。
 新規探索者のメリットはシナリオにあわせたキャラクターにしやすいという利点もあります。この二人、最初から事件の根幹に関わる立場にあります。タイトルも“吸血鬼姉妹の~”だし。
・ユニークスキル
 探索者のほぼ全員がユニークスキル(独自技能)かそれに近いものを持っています。予告編でノイズが掛かってたアレ。
 なお〈鑑識〉と〈ブロック〉については公式でサポートされている技能(らしい)なので通常技能として扱っています。
 また一部の技能に特殊な効果を付与したり、咲夜の探索者の持つ〈武道:合気道〉に至っては〈武道:立ち技系〉に合わせバランシングしたため通常の組み技に比べて強化されています。ぬえの〈武道:■■■■■■〉は新規設定の武道系。武道なので相変わらずの強スキルですがこれも尖った性能。
・疾患&専用ハウスルール
 探索者の全員が何らかの疾患持ちであるため、それに合わせたハウスルールを幾つか設定しています。露骨なところでは咲夜の不眠症、こいしの身体障害におけるペナルティ設定など。
 他にもその場その場に合わせた即興ルールを作成するかと。これもKPの腕の見せ所。カリスマKPレミリア嬢に頑張ってもらいます。

・今度は
 探索者の設定をちょこちょこ小出しにしたりしようかと。次は多分フラン。






それより動画の続きさっさと作れよ