【動画予告】カッコウの揺籃 その7『小石川瞳』
●最後で最悪の探索者
これで探索者紹介も最後……なんだけど、正直なところ一番やばい
強すぎるとかそういう意味ではなく(そっちなら早苗や咲夜の方が余程)、扱いが非常に難しい
●小石川瞳
瞳と書いて「あきら」と読む。PT内で最大のAPPを誇り、それを示すようにピアノシンガー、タレントですポジションとしてはヒロイン枠。富良野茜が前に出て戦うヒロインなら、守られるようなヒロイン。あっちがセイバーならこっちはアイリ
……どうしてそれが問題なのかはステータス公開の後に
・事前公開情報
【基本ステータス】STR:05 CON:09 SIZ:11 DEX:09
APP:16 POW:19 INT:15 EDU:17
HP:10 MP:19
アイデア:75 幸運:95 知識:85
【主な習得技能】
〈聞き耳〉〈心理学〉〈精神分析〉
〈芸術:ピアノ演奏〉〈芸術:歌唱〉
〈言いくるめ〉〈信用〉〈目星〉
〈回避〉〈■■■〉〈■■■〉
〈Cthulhu Mythos〉
職業はタレント、ステータス的には「ミュージシャン」
高レベルの〈芸術〉を持つピアノシンガーです
……先にキャラ紹介する前に、彼女の持つ特性、前述した問題について
彼女の持つ最大にして最悪の要素、それが──
疾患:身体障害者
“先天性視神経異常による重度視覚障害”
である。要するに全盲なのだ。先天性というのはメイキング時点でこの設定を付与されていることを意味する
視力は辛うじて昼夜、屋内外が分かる程度で、物の認識が不可能
これにより運動技能が軒並み壊滅的、ついでに学術技能もほぼゼロ。本も読めなければ車も運転出来ない
視覚情報をKP側からも与えられないので立ち回りが非常にめんどくさい。もはやPTのみならずセッションのお荷物である
こんな子にこの名前をつけた親も親である。どんな親だ。私か
ただしその分、持ち点の全てを突っ込んだ芸術・交渉技能に関してのみ言えば化け物である
高レベルの〈心理学〉〈精神分析〉〈言いくるめ〉〈信用〉、そしてAPPとPOWによって、女の戦場は裏方だとばかりに対人性能トップを誇る。何だお前は、恋愛亜侠か
そして当然のように持っている〈聞き耳〉によって歩く危険感知器と化している。こいつがいる限り不意打ちは絶対に受けない
さらに元々アホみたいに高かったPOWが天元突破しており、何か人間の限界的なアレを超えている
当然のように正気度も高く、SANチェックでは鉄壁と呼べるレベルに達している。発狂しないのはそれはそれで面白くないのだが
さらに特殊な設定として、2PC探索者――つまり一人で2キャラを使用するキャラ
お察しのように相棒は盲導犬、名をランディという。別に喋ったりはしない
つまりこのキャラ一人で視覚障害者、2PC、動物PCと三重に面倒なことになっている。作った奴はどこのどいつだ。私だ
キャラ造形モデルは『ク・リトル・リトル』の露木雫、および『断裁分離のクライムエッジ』の軽子瞳(こちらは“ひとみ”)
そして辻井伸行氏。盲目といったときに真っ先に出てきたのが彼だった
地元にある芸能プロダクションに所属しているピアニストで、最近ようやく少しずつ名前が知られてきたところの若手音楽家
国内外のコンクールでいくつか大きな賞を取り、メディアに注目され始めているところ
チャリティーコンサートなどにも積極的に参加しています。ピアニストとしては(数値上)一流の腕を持っているのだけど本人としてはまだまだ未熟とのこと
性格は一言で言うなら天使。CoCでは危険な超善人キャラ
ただ彼女も彼女なりの病みを抱えているのだけど……それは劇中にて
またアーティファクト使いであり、色々な意味で探索者側のジョーカーとなっています
非常に危ういバランスの上にいるため、切り札となるか致命傷となるか。それこそダイスの女神のみぞ知るところ
NPCの紹介はまたいずれ